技術開発

当社の技術基盤は、「高精度な予測と設計」+「持続可能なプロセス開発」を両立させるユニークなもので、製薬・化学・材料・製造・環境・教育の各分野において、「研究開発の質と効率」を革新するポテンシャルを持っています。

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技術開発

「量子化学計算による反応予測」「分子設計」「反応プロセスの最適化」「連続フロー合成」などを代表的な技術として、以下のような技術開発と応用拡張に取り組んでいます。

計算化学による反応設計の高度化

従来の実験主導の化学研究に対し、量子化学計算を駆使して反応経路や中間体を精密に予測・可視化することで、分子設計や合成ルートの合理化の実現を目指しています。これにより、時間・コスト・リスクを大幅に削減しながら、信頼性の高い研究開発が可能となります。

デジタルとプロセス化学の融合による持続可能な生産技術

連続フロー合成や反応最適化技術を計算科学と組み合わせることで、従来のバッチ式合成よりも高効率・省資源な製造プロセスを実現できます。これと、プロセスシミュレーションやAIを活用した予測制御を組み合わせ、スマートファクトリー化やサステナブル製造の基盤構築を目指しています。

医薬品・創薬・製薬

製薬分野における開発期間・コストの削減、リスク低減
  • 新薬候補分子のスクリーニング(分子構造の最適化)
  • 反応経路の設計・スクリーニング(反応の最適化)と毒性予測
  • GMP準拠の合成ルートの計算検証・信頼性評価
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ファインケミカル・有機合成化学

多品種・少量生産型の機能性化学品製造における高効率化・高安全性の確保
  • 高選択的な触媒設計や高収率な合成経路の探索
  • 連続フロー精密合成プロセスの設計
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次世代材料・革新的素材

次世代材料(OLED、LIB、誘電体など)・革新的素材の迅速な開発
  • 有機電子材料、電池材料、高分子の分子設計
  • 物性予測・構造最適化による材料探索
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化学プロセスのデジタル化・自動化

生産効率向上、省エネ化、カーボンニュートラルへの対応
  • プロセス条件・反応装置の自動最適化
  • デジタルツインによるリアルタイム設計・制御
  • RaaS(Research as a Service)プラットフォームの構築
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ケモインフォマティクス/AI活用分野

化学とAIの橋渡しとなる基盤技術を提供
  • マテリアルズ・インフォマティクス、プロセス・インフォマティクス
  • 量子化学計算データ × 機械学習モデルの構築
  • デジタル駆動化学による材料・反応・プロセス予測
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グリーンケミストリー・環境技術

環境負荷の少ないプロセスへの移行を支援(SDGs対応)
  • 反応経路の環境負荷評価(収率・副生成物・エネルギー量)
  • 連続フロー精密合成の導入による廃棄物低減(RME・AEなど)
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研究開発支援

企業・研究機関における研究開発を加速
  • 研究開発ROIの向上
  • 専門的な解析ツール・可視化ツールの開発・提供
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技術開発例

反応速度論シミュレータの開発(独自技術)

量子化学計算による反応解析結果より、遷移状態理論に基づき基質の時間濃度変化を計算する反応速度論シミュレーターを開発
計算例:ボランアート錯体を用いたヒドリド還元反応に対する不斉収率の反応速度論シミュレーション。β体と比較してα体の生成比が高いことが確認できます。

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